インストールまずは、Rubyをインストールしないことには何も始められません。
Windows へインストールする場合、http://www.rubylife.jp/install/ Rubyがインストールされたかの確認確認を行うには、コンソール(ktermやMS-DOS プロンプト)等で、 % ruby -v と入力し、バージョン値が表示されれば正しくインストールされています。
などと表示されたら、正しくインストールされていないということになります。 とりあえず実行してみるテストソースの作成ファイル名は、何でも動作するのですが、拡張子は .rb と付けるのが一般的のようです。 また、Ruby では、#(シャープ)の後ろはコメントとして扱われます。 それでは早速、作成してみましょう。
という内容のファイルを "hello.rb" というファイル名で保存してください。 編集は、テキストエディタ等、テキストで編集できるエディタなら何でもかまいません。 テストソース解説特に解説するまでも無い内容ですが、まず # Hello, world と出力 という部分は、最初に #(シャープ) がありますので、コメントのみの行になり、 処理的には何も影響を与えません。 次に、 puts("Hello, world") の部分は、C言語でいう printf のようなもので、引数の"Hello, world" を標準出力(通常はディスプレイ)に出力します。 作成したファイルを実行する通常のプログラム言語であれば、ここでコンパイル、リンク等々行い、 ようやく実行形式ファイルと生成されますが、Rubyはスクリプト言語であるため、 特に特殊な処理は必要ありません。先ほどと同じように、Dosプロンプトやターミナルで % ruby hello.rb と入力すればいいだけです。 Hello, world と表示されたでしょうか? ワンポイント暗黙の文法先ほどのスクリプト(hello.rb) に一行追加して、下記のようなスクリプトを作成してください。
このスクリプトを実行し、次のように表示されたでしょうか? Hello, world Hello, ruby 3行目の puts は、表示させたい文字列を()で囲っていませんが、期待通りの動作をしました。 このようにRubyでは、文意が明らかな場合は命令の対象を囲む() を省略することができます。 |