Top > Mathematica > 2次元プロット


データのプロット

既値データのプロット

既値データプロット、つまりファイルから読み込んだデータリストや、作成した リストをグラフにプロットできます。リストをプロットさせるには、ListPlot 関数を使用します。構文は、

ListPlot[リスト, Keyword] 

です。Keyword は、下記で説明しますが、特に何も記述しなくても構いません。

listplot.jpg

グラフはベクトルで記載されており、拡大しても座標の相対関係が崩れる事はありません。 また、Jpeg 形式はもちろん、BMP、EPS 形式でも出力できます。

作成データのプロット

リストの作成で取り上げたTable 関数を使用して、 リストを作成し、ListPlot関数に渡してやれば、 これも同じく簡単にグラフを出力 することができます。

listplot2.jpg

キーワード

通常、リストをListPlot関数に渡して評価させるだけでは、例のような出力になります。 出力レンジやメモリ幅、フォント等はディフォルトです。 ListPlot関数は、数々のキーワードを受け取る事ができます。 例えば、"PlotJoined -> True" というキーワードを渡せば、先の"Out[1]"の数列は、 下記のように出力されます。

plotjoined.jpg

Joined は、結合という意味を持っています。その意味の通り、 各プロット座標を千で結びます。その他にも、下記のようなキーワードがあります。

キーワード解説
PlotJoinedTrue:点を結ぶ False:点を結ばない(ディフォルト)
FrameTrue:座標軸を四角で囲う False:囲わない(ディフォルト)
TestStyle{...}Fontsize->SIZE, RGBColor->{R, G, B}など
PlotRange->{...}x軸、y軸の出力レンジ(リストで指定する)

関数のプロット

関数のプロットは、ListPlot関数を使用するのではなく、Plot 関数を使用します。 引数は、下記のように与えます。

Plot[式, 範囲のリスト] 

範囲のリストとは、例えば式中にxという変数が使用されているとしたら、 そのxの値の Min, Max 値の リストを与えます。

plot.jpg

添付ファイル: filelistplot.jpg 1357件 [詳細] fileplot.jpg 1174件 [詳細] fileplotjoined.jpg 1250件 [詳細] filelistplot2.jpg 1345件 [詳細]

リロード   凍結解除 コピー 名前変更   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Mon, 03 Jun 2019 14:37:49 UTC (2116d)