Top > Mathematica はじめにMathematica とは?Mathematicaとは、Wolfram Research による数式処理ソフトウェアです。 Lispの派生言語でつくられています(?)。 名目は、数式処理システムです。
展開や因数分解は勿論、微分積分に至るまで工学系数学の公式などは
全て API 化されています。数式処理システムでありながら、数値計算と数式処理のエンジン、
グラフィックスのシステム、プログラミング言語、ドキュメントシステム、
他のアプリケーションとの高度な接続性を統合したソフトウェアでもあります。
数値は従来の「型」にとらわれる事なく、無限を扱う事ができますし、
命令を加えれば無限桁を出力する事も可能です。
単純な使用例このページで紹介する内容から、結局計算機にしか使えない!
と誤解を招く可能性があるため、先に Mathematica を使用した例を紹介します。
ごく簡単なベクトル代数を解きます。
合力は、3つの力の和として得ることができます。また、この大きさは fr のノルムで与えられ、 2つのベクトルの内積を求める演算子を使用します。 合力の方向を求めるには、2つの要素の間の角度を計算します。 上記の計算結果より、fr の要素が元々正ですので、合力の方向は水平線の上31.5度となります。 このページではこのページでは Mathematica の数式処理を中心に説明します。
Mathematica のヘルプ機能が強力なため、個々のAPIに関しては、そちらを参照してください。
参考文献Mathematica による工学系数学, NSPA, ISBN4-320-0518-5 |