開発環境Java言語開発の流れJava言語のプログラムは、
という順番で作成します。そこで、ここではJava言語プログラムを開発するツールの代表例、 JDK(J2SE Development Kit)の使い方を通して、プログラム実行までの手順を説明します。 JDKをダウンロードするJDK(Java 2 Platform Standard Edition Development Kit)は、Sun Microsystems社が配布する Java言語開発環境です。まず、下記のサイトからJDKをダウンロードします。 最新版のJDKの情報については、ここ ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。画面の手順に従ってインストールを行ってください。 ここで、JDKをインストールしたディレクトリ名を覚えておいてください。ディフォルトは"C:/Program Files/Java/..." にインストールされます。 環境変数を設定する作成したプログラムのコンパイルや実行を簡単にするため、"パス"の設定を行います。 Windows Vista, Windows NT/2000/XP, Windows 95/98/ME それぞれの OS で設定方法が若干異なります。
コンパイルテストテストプログラムを作成する通常、ソースコードを書いただけでは、そのプログラムを実行することはできません。 機械(パソコン)が解読できるバイトコードと呼ばれる特殊な形式のコードに変換しなければなりません。 この作業の事を「コンパイル」と呼び、コンパイルを行うソフトの事を「コンパイラー」と呼びます。 コロン(;)や括弧に間違いはないでしょうか。作成できたら、[Sample.java] というファイル名で保存してください。 Javaでは、ファイル名の最後に [.java] と拡張子をつける必要があります。 コンパイラの実行Windows の場合、スタートメニューから [アクセサリ] → [コマンドプロンプト] を起動します。 さらに、cdというコマンドを使用して、ソースコードが保存されているディレクトリに移動します。 例えば、[c:\work\java\Sample.java] と保存しているとしたら、 C:\User\sanachan>cd c:\work\java [Enter] と、入力します。cdコマンドのあとに、半角スペースを入力し、その後に保存されているディレクトリを入力します。 [Document and Settings] のように、ディレクトリ名の間にスペースがある場合は、"ディレクトリ名"のようにダブルクォーテーション で囲って入力します。 C:\work\java>javac Sample.java [Enter] 特に何もエラーが表示されなければ、コンパイル完了です。同じディレクトリの中に、[Sample.class]というクラスファイルが 生成されているはずです。 プログラムの実行クラスファイルが生成されれば、プログラムを実行することができます。 JDKでプログラムを実行するには、インタプリタというソフトウェアを使用します。 インタプリタを起動するには、javaというコマンドを入力します。 先と同じように、javaコマンドの後に半角スペースを入力し、 [Sample] と入力します。これはクラス名とも呼ばれています。 Javaのインタプリタは、[Java仮想マシン]という名前で、呼ばれる事もあります。 C:\work\java>javac Sample.java [Enter] |